• 和暦と食を愉しむ一汁一菜

和暦アドバイザーの有村真由美です。


新年度になり、新しい事をスタートした方もいらっしゃると思います。


「和暦と食を愉しむ一汁一菜」と、卯月の会より、月2回の開催となりまして、4月3月土曜日と7日水曜日に開催しました。


卯月とは、
✴️空木(うつぎ)の花が咲く卯ノ花月
✴️稲を植える月
✴️4番目の干支の卯
✴️初、産む
など諸説あります。


4月8日は、卯月八日と言って、遠足の起源とも言われる野遊び、山遊び、磯遊びをする日であり、お釈迦様の誕生を祝う灌仏会もあります。


また、4月17日から春の土用が始まり、暦は、夏へと移ります。


春の土用は、あまり知られておりませんが、夏の土用と同じように、食べたら良いものがあります(詳しくは写真をご覧ください)。


今回は、旬のものとあわせて、磯のものを多く取り入れました。


卯月の一汁一菜の御献立
・精進の炊き合わせ
・空豆御飯
・あおさの吸物


御食事後(スイーツ)
・ふっのだご(蓬団子)

炊き合わせには、いんげんや大根など春の土用の食材も加え、わかめも入れました。わかめが加わると彩りがとても良くなります。また、わかめは、出しをかけて、味を馴染ませておくと、煮崩れるの心配がないそうです。


仏豆の別名を持ち精進料理に好まれる空豆を御飯に炊き込みました。薄皮は外さずにそのままでも、ホクホクとしたお豆の食感が楽しめました。


あおさのお吸物は、調理師の先生が取ってきて下さったものを使いました少々、ジャキジャキと噛みごたえのあり、懐かしい感じがしました。


また、御食後には、私が頂いてきた蓬を団子にしました。蓬は、湯がくととても色鮮やかでしたが、お団子にして御湯を浮かべると、深みのある緑になりました。


今回も、桜に模った人参の余りと大根の皮、出しに使った昆布で、2品できました。


余す事なく使う知恵と本の一工夫で、お料理がより美味しく、美しくなります。


さて、5月から7月までの日程は下記の通りです。皐月(5月)の日程が決定しております。


……‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
🎏皐月の会🎏
①5月8日土曜日 ②5月11日火曜日
🐌水無月の会🐌
①6月2日水曜日②6月5日土曜日
🎋文月の会🎋
①7月3日土曜日②7月7日水曜日
《各会共通》
時間:10:00-13:00
場所:国際交流センター 
参加費:2000円
持ってくる物:エプロン、三角巾


お問合せ先:
和暦アドバイザー有村真由美 ☎️050-5586-8980
💌aromaluna.mayumi@gmail.com

previous arrow
next arrow
Slider