• 「和暦と食を愉しむ一汁一菜〜師走の会〜」を開催しました。

和暦アドバイザーの有村真由美です。


2月2日、「和暦と食を愉しむ一汁一菜〜師走の会〜」を開催しました。


レシピは、和暦(二十四節気七十二候)、歳時記ら行事食を参考に、調理師の先生へお知らせし、考案していただきました。


如月の一汁一菜の御献立
・鰯の梅煮
・御事汁
・玄米御飯


御食事後(スイーツ)
・初午団子


如月とは、別名「梅見月」と言われます。二月は、梅の花がほころぶ季節ですね🌸


今回のメインは、節分の「柊鰯」にヒントを得て、「鰯の梅煮」。鹿児島は、かつて鰯が多く取れたようですが、今ではあまり見られなくなり、今回も、調理師の先生が何件も魚屋さんを巡り、ようやく仕入れる事ができました。


汁物は、2月8日の針供養の際に頂く「御事汁(おことじる)」です。里芋、人参、大根、牛蒡、蒟蒻と小豆の6種が入り、別名「六質汁」とも言われます。


具沢山で、栄養満点な上、体の毒を出す「砂おろし」と言われる蒟蒻、また、邪気を払う大豆を入れるのが特徴です。


お味噌をやや少なめに入れる事で、小豆の旨味が引き立つのだそうです📝


お食後は、初午の日に頂く「初午団子」。初午は、蚕の神様を祀る日でもあり、蚕のような形をした別名「繭玉団子」を頂く風習があります。


食材の言われ、なぜ食べるのか?を知るだけで、頂く食事への有り難さが増します。なんでも手に入る時代だからこそ、大切にしたいです。


ご参加者の方からは、このような感想をいただきました。


さて、来月は、弥生の会です
ご参加お待ちしてます。


弥生の会 三月四日(木曜日)


場所:国際交流センター 
参加費:2000円


お問合せ先:和暦アドバイザー有村真由美 ☎️050-5586-8980
previous arrow
next arrow
Slider